絵付け・素材
画像では伝わらない肌触りの気持ち良さ「釉裏紅平杯」
先日の日曜茶会でご紹介していて、私もあらためて驚いたのが、
「釉裏紅平杯」の肌触りの気持ち良さです。
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以前にも説明しましたが、
本物の釉裏紅は、ほんの数度の温度帯の範囲でなければ綺麗な紅色に発色しない大変難しい焼き物です。
ましてや、それでなくても色の飛びやすい線画での表現。
こんな難しい作品をこんな出来栄えで作る人がいるだけでもすごいことです。
画像では、地味な杯に見えるかもしれません。
手にとって触って頂いて、使って頂いてその素晴らしさが実感できる器です。
まず、手触りが違います。
特に暖かいお茶を煎れて温まった杯は、
濡れていないのにまるで潤滑油でも塗ってあるかのようなするりとした手触り。
重厚な絹を触っているような、
なめした柔らかい革を撫でているような肌触りで、いつまでも触っていたくなります。
お茶もなんだかとろみが増したかのような感じになるのはなぜなんでしょう。
とても不思議です。
使ってみて、ますますその素晴らしさに惚れ込んでしまった、そんな作品です。
十二花神杯-10月芙蓉花[説明追記しました]
この十二花神杯で楽しんでいただくお茶会を4月1日(日)に開催します。
使っていただくと新しい発見もあることと思います。
ご興味のある方はこちらに詳しい内容がありますので、クリックしてください。
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十二花神杯、 10月は芙蓉(フヨウ)です。
毎回書いていますが、1月水仙のブログで書いたように私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。
芙蓉は、栄華、冨貴、夫唱婦随などの象徴で、美人を例える時によく使われます。
発音が「夫の容」と同じため、妻が夫を慕う花として好まれています。
10月芙蓉の杯、青花(染付)からご覧ください。
(色絵、青花(染付)とも非売品です。)
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裏の詩は「清香和宿雨 佳色出晴煙」。
錢起という詩人の「酬長孫繹藍溪寄杏」という題の詩の一部です。
色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯。
青花の杯と基本同じデザインで、裏には詩は書いてありません。
十二花神杯-9月菊花
十二花神杯、 9月は菊花です。
毎回書いていますが、1月水仙のブログで書いたように私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。
日本でも秋の花を代表する菊の花。
中国では、陰暦9月は「菊月」、9月9日の「重陽の節句」は「菊の節句」とも言われます。
菊は「重陽花」、「九花」とも呼ばれ、
「九」が「久」と同音であることから長寿をもたらすとされ、長寿を象徴しています。
東晋の文学者、陶淵明が菊に我が身を重ねて隠遁生活を送ったことから、
隠逸なる花、花の中の君子と珍重されてきました。
また、薬用としても古来使われてきた花です。
9月菊花の杯、青花(染付)からご覧ください。
(色絵、青花(染付)とも非売品です。)
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裏の詩は、「千載白衣酒 一生青女霜」。
全唐詩、羅陰の「菊」という詩の一部です。
色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯。
青花の杯と基本同じデザインで、裏には詩は書いてありません。
十二花神杯-8月桂花
十二花神杯、 8月は桂花、金木犀(キンモクセイ)です。
毎回書いていますが、1月水仙のブログで書いたように私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。
桂花(ケイカ)は、学問成就・出世・名声・尊貴などを表します。
「桂」と「貴」は同音の「グイ」であることから、
中国では桂花が咲くときには貴人が訪ねてくると信じられ、
貴のシンボルであり、幸運を運ぶ木と言われています。
桂花は、古来天上界の仙木とされ、月が原産地とも言い伝えられています。
宋代の張敏叔(ちょうびんしゅく)が花を様々な貴賓に例えた「花十二客」の中では、「仙客」。
「仙」とは仙人のこと、まさに貴人ですね。
8月桂花の杯、青花(染付)からご覧ください。
(色絵、青花(染付)とも非売品です。)
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裏の詩は、「枝生無限月 花滿自然秋」。
全唐詩、李嶠の「桂」という詩の一部です。
色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯。
青花の杯と基本同じデザインで、裏には詩は書いてありません。
枝ぶりが同じなのに、印象が全く違うのが面白いです。
これって、月の兎なんですね。こういった遊び心も心憎い。
十二杯もあるので、じっくり見ないと気が付かなくて。
地味な杯だなと思っていたのですが、この兎を見つけてからはこの杯が一番のお気に入りになりました。
今ふと思いついて、青花のほうも見なおしてみたら、いました!兎が同じ位置に。気が付かなかったな。
なんだか、宝探しみたいで面白い。
青花の兎の写真は後で載せますね。
色絵の杯がなかったら、気がついていなかったかも。ちっちゃく、くしゅって描いてあるから。
十二花神杯-7月蘭花
十二花神杯、 7月は蘭花、ランの花です。
毎回書いていますが、1月水仙のブログで書いたように私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。
蘭(ラン)は、代表的な瑞花(おめでたい花)です。
香りの高い花として尊ばれ、「百草長」と言われます。
また、人間の高い品格を象徴しています。
宋代の張敏叔(ちょうびんしゅく)が花を様々な貴賓に例えた「花十二客」の中では、「幽客」。
「幽」は奥深いこと、静かであることを表します。
7月蘭の杯、青花(染付)からご覧ください。
(色絵、青花(染付)とも非売品です。)
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全唐詩、李嶠の「蘭」という詩の一部です。
色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯。
青花の杯と基本同じデザインですが、印象はずいぶん違いますね。
裏には詩は書いてありません。












