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景徳鎮茶器

わたしたちも、扱っている品物に育てられています。

2014331144111.JPG今日のブログは、いつもと少しだけ異なる視点のお話をさせていただきます。

「景徳鎮磁器販売店『迎茶』の店主」としてではなく、より個人的な、私的な視点からのお話です。

ですので、もしかしたら、身内びいきというか、自画自賛に見えてしまうところもあるかもしれませんが、

これは、日々品物を扱い、触れることで抱いた、

いわば「商売抜きで、いま感じていること」についての率直な思い、ということで、

どうかご容赦いただければと思います。

 

最近、今まで以上に強く思うようになったのは、

「素晴らしい作品を取り扱わせていただいて、本当にありがたいなぁ」ということです。

そして同時に、それら素晴らしい作品を生み出しておられる

景徳鎮の作り手の職人さんたちに、より強くリスペクトを感じるようになりました。

職人さんたちは全力を尽くして、後世に語り継がれるような作品たちを作り上げてくださっています。

とくに、Honghai blue&goldの作品に携わっている方々は、

常にどうしたらより良いものになるかを考えて、

お互いの仕事を尊重して、作品作りに心血を注いでいます。

例えば、Honghai blue&goldの青花の上に描かれている金彩。

もし、青花の絵師が自分の絵付けが金彩で隠れるのはいやだと言ったら、

こんな素晴らしい作品は出来上がっていないわけです。

描いてみたらより美しくなったから、より素晴らしい作品になるからと

喜んで協力して作品を作っているのです。

素地やろくろにしても、この素晴らしい絵付けをより引き立てるためにも、

より良い材料を使おう、より美しいフォルムにしようと努力しています。

 

もちろん、こうした素晴らしい作品が生みだされるのは

それらを作り上げる職人さんたちがいてこそなのですが、

もう一つ大事なことは、仕入れる人の力量です。

外事部長さんが仕入れてくる倣古の作品は、

どこを探したらこんな作品があるのだろうと眼を見張るような品ばかりです。

私の教養では、残念ながらまだ理解できていないことがたくさんあって、

皆さまにその凄さや素晴らしさをお伝えしきれていないのが残念です。

とくに、Honghai blue&goldの作品は、メーカーの既成品を仕入れているのではないので、

仕入れというよりも、プロデュースと言ったほうが良いかもしれません。

外事部長さんの深い教養と美意識、それに基づいた厳しい指導があってこそ、

出来上がっている作品たちです。

全身全霊で歴史に残る良い作品を作ろうとしている外事部長さんと、

素直に素朴に、そして真摯にそのアドバイスを受け止めるHonghai blue&goldの職人さんたち。

いずれにしても、常に真剣勝負で、ご自分の持てる力のすべてを使って作っておられる、

そんな作品を扱わせていただいていることを本当にありがたく思っております。

 

そして、そうした素晴らしい作品を扱わせていただくからには

それらから学び、私自身も少しずつでも成長し、

より深く作品を理解して皆さまにご紹介していけるようになりたいと思っております。

まがりなりにもプロとして販売をしている以上、こういう書き方は良くないのかもしれませんが、

正直、まだまだ至らぬところは多々あることかと存じます。

しかしそれでも、作り手の方々や作品に育ててもらっているという機会に感謝しつつ、

その成果を、皆様にもお届けできるようになっていきたいと考えております。

まだまだ道のりは遠いのかもしれませんが、

長い目で見守っていただければ、幸いです。

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