新入荷!今回届いているのは特別な厳選品ばかりです。 お待たせしました、新入荷のお知らせです。 今回ご紹介するのは、小雅外事部長の秘蔵品を中心にどれも素晴らしい作品ばかり。 昨日届いたばかりで、急いで金磨きをして、今日写真を撮りました。 なるべく早くご覧いただけるよう画像の…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】雀-歓びを表す鳥 雀は『詩経』で人家に棲みつく鳥と詠われ、嘉賓であると紹介されています。 雀は[que]と発音し、爵[jue]と発音が似ていることから、 「爵位を得るような出世」の意味を持つおめでたい鳥です。 また、羽の色か…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】月季-バラの別名 月季花はバラのひとつで、和名では庚申薔薇と言います。 中国語では、バラを総称する言葉は一般に「玫瑰」が使われますが、 吉祥としては、薔薇、玫瑰、月季も同じように使われます。 平和、幸福、友情の象徴で、四季に…続きを読む
【景徳鎮のやきもの】カオリン-世界が憧れた白い土 カオリンは、高嶺とも高梁とも書き、景徳鎮近郊の山の名前です。 そこで採れる白い土(実際には硬い岩)がカオリンと呼ばれ、 景徳鎮の磁器の特徴である透明感のある白く薄い焼き物となりました。 世界の焼き物が800…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】金魚-豊かさを願う 魚は[yu]と発音し、余[yu]と同音です。 また、玉[yu]としても使われます。 金魚は、お金が余るという意味になり、金玉も連想されるので、 裕福で幸せになることの象徴として描かれます。 魚と蓮と組み合わせた図案は、「…続きを読む
デミタスのすすめ デミタスは、18世紀にローマの「カフェ・グレコ」というカフェで生まれました。 ナポレオンがイギリス製品をボイコットするために大陸封鎖令を発令し、 フランス植民地からの輸出規制で、イタリアのコーヒー豆が急激に…続きを読む
絵付け-景徳鎮の絵付けに込められた祈り 景徳鎮の器には、特に高級な素材をふんだんに使った本景徳鎮の作品には、 必ず美しい絵付けが施されています。 もちろん、焼き物のなかには釉薬の美しさを誇る絵付けのない作品もありますが、 明、清の時代から景徳鎮の…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】柘榴-多子多福 柘榴の実は絵付けのモチーフとしてよく使われます。 丸い実のなかに多くの種があるので、多子、多男子、子孫にめぐまれるという意味になります。 子孫を多く残し、家族が代々繁栄を続けることは、人生の第一の大事とされ…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】金木犀(桂花)-月から来た仙木 昨日の台風の風雨にも耐えて満開の金木犀の香りが街に漂っています。 秋を代表する金木犀は中国では桂花といい、吉祥の花として絵付けの題材として描かれます。 金木犀は、古来中国では天上界の仙木とされ…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】百花-百花春至為誰開 百花といえば、様々な花が咲き乱れる様子を表していて、 転じて「百花繚乱」や「百花斉放」など、 文学・芸術においてすぐれた立派な業績が一時期にたくさんあらわれることや 多くのひとびとが活発に運動を展開することに使われること…続きを読む