魅力的な景徳鎮磁器
景徳鎮といえば陶磁器
およそ陶磁器に興味、関心のない方でも「景徳鎮」という名前はどこかで聞いたことがおありだと思います。
磁都景徳鎮は磁器発祥の故郷として、また、歴史的磁器の名産地として千年の長きにわたり世界に名を馳せています。
またこの景徳鎮は昔から「浮梁の茶」として唐代にはすでに茶の名産地として知られ、現在に至るまで高級茶の生産に向いた山紫水明雲霧深き豊かな自然環境が育まれ、一度口に含めば馥郁として心を醒まして忘れがたいすばらしい茶が作りだされています。
人々の茶の嗜好の変化と製茶の変遷は景徳鎮の茶器の変遷そのものでもあり、常に表裏一体をなしてきました。
壺や皿などと並んで茶器は景徳鎮の重要な製品であり、中国茶文化のなかでも宜興の紫砂茶壺と並んで人々から珍重されるたいへん重要なものです。
宋代から伝わる青白磁、元代に生まれた青花、清代に流行した粉彩や琺瑯彩など今に受け継がれ、魅力的な茶器を生産し続けています。
景徳鎮磁器茶器が昔から好まれる理由として
- 器そのものに美術的、資産的価値があり、堅牢、衛生的で、人々の祈りや願いを具現化した作風は親しみやすく時に高貴である。
- 白磁は茶湯が美しく見え、優雅な趣を添えることができる。
- 安定した素材の磁器は茶味を崩さず、あらゆる中国茶の抽出、品評に適している。
などがあげられます。
そして、当店ではそうした貴重な総手工の本景徳鎮茶器をご紹介続けております。
迎茶でご紹介している景徳鎮磁器はこちらでご覧いただけます。