ティーポットの特徴

ティーポットの特徴

素敵な高級ティーポットで優雅なティータイムを

素敵な高級ティーポットで優雅なティータイムを

最近はとてもオシャレで多彩なバリエーションがある世界中のティーポットが身近に販売されています。 素敵な高級ティーポットは、優雅なティータイムを過ごしたり、お友達を招いてお話ししたり、わたしたちにとって非常に身近で、癒しを与えてくれる大切なものです。

ティーポットは本来、ヨーロッパにおいては中国からの舶来物であったという歴史があることから、昔は素敵な磁器のポットを所有することは英国やボストンの上流家庭の主婦にとって接客と家の格式を表すのに欠かせないものでした。

ティーポットとは、茶葉から茶液を抽出し、またそれを一時的に保存しておく、注ぎ口と把手、蓋を備えた容器を指します。 一時保存のためのコーヒーポットやミルクポットと違って、紅茶ポットには抽出という重要な機能があるため、本来の茶葉の特性にあわせ造形や素材をより吟味する必要があります。

日本では、ティーポットといえば紅茶用のものを指すことが多いのですがこれは厳密なものではなく、英語では、日本の急須や中国の茶壺も一括してティーポットといいます。 本体を中心にハンドルと注ぎ口が一直線上反対についているのが特徴で、喫茶の習慣とともに西洋に伝播した中国の茶壺の基本的な形状をそのまま伝承しています。陶磁器や銀でできたものが主で、美術品として鑑賞に堪えるものも多く、また、透明なガラスでできていて内部が透けて見えるものなどもあり、食卓を彩る楽しみを添えてくれます。

「良質な素材」のガラスや磁器製ティーポットは大変便利で、お茶の匂い移り無く、どんなお茶やティーにでも使い回しができるというメリットがあります。 また、大切な茶の味や香りを吸着せず、金気も出さず茶葉の良さをストレートに出してくるのが特徴です。 また磁器製は、絵付けのデザインを目でも楽しむことができます。無地、絵柄があるものと色々ありますので、お好みから選ぶことができます。 TPOで機能、デザインを使い分け、場を華やかにオシャレに演出、接客していただく機会であるパーティーなどでもメインの道具ともなります。

ティーポットの特徴を一言で説明すれば、機能性と演出性の求められる中心的茶器という事でしょうか。 吟味された高級ティーポットを使えば味も香りも変わります。 ティーポットを購入する際には、デザインのみならず素材や工法もぜひ吟味して、できるだけ上質な伝統的素材、工法のものをお求め下さるようにお勧めいたします。

→迎茶百科トップへ