デミタスのすすめ

 

デミタスは、18世紀にローマの「カフェ・グレコ」というカフェで生まれました。
ナポレオンがイギリス製品をボイコットするために大陸封鎖令を発令し、
フランス植民地からの輸出規制で、イタリアのコーヒー豆が急激に不足したため、
カップの大きさを2/3にしてコーヒーの量を減らしたのです。
フランス語でdemiは半分、tasseはカップの意味です。

コーヒーの歴史の中から生まれたデミタスですが、
コーヒー専門のカップとして使うのではもったいない。
せっかくこんなに小さなカップに取っ手がついた使いやすい器なのですから。
Honghai blue&goldのデミタスは、ろくろ師の技術と本景徳鎮の素材の良さの相乗効果で
手触りの滑らかさ、飲み物の口当たりの良さが秀逸です。
最近注目されている希少なコーヒーをお飲みいただくのにも、
ダージリンファーストフラッシュや珍しい烏龍茶などでも、
デミタスでそのエッセンスを楽しむのはいかがでしょうか。