【景徳鎮の絵付け】木蓮-玉蘭ともいわれる高貴な花 木蓮は、中国原産の高木で玉蘭ともいわれ「玉」字を表します。 花の色が紫色で高貴な色ですので、 古代中国では皇帝の許しがないと庭木として植えられなかったといいます。 このため、寵愛の象徴とされてきました。 ま…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】鶴-長寿を象徴する瑞鳥 日本でも慶祝事に欠かせない瑞鳥の鶴。 亀とともに「長寿」を象徴する動物として、おめでたい吉祥図に描かれます。 二羽の鶴は、「偕老」といって夫婦ともに長寿になることを表します。 松と鶴を描いたものは、「松鶴長…続きを読む
【景徳鎮の絵付け】五福捧寿-寿を捧げ持つ五匹の蝙蝠 五福とは、人間としての五つの幸福のことです。 「福・禄・寿・喜・財」別の説に「長寿・富裕・幸福・美徳・健康」のことを言います。 蝙蝠(こうもり)は蝠[fu2]と福[fu2]が同音であることから福を表し、五匹…続きを読む
釉裏紅(ゆうりこう)-高度な技術が必要な鮮やかな紅色の発色 釉裏紅とは、中国・元時代に始まった、銅の顔料を使って紅色に発色させる焼き方です。 青花(染付)と同じく釉薬の下に絵付けをして焼成するのですが、青花以上に焼成温度の管理が難しい高度な技法として知られています。…続きを読む