木蓮は、中国原産の高木で玉蘭ともいわれ「玉」字を表します。 花の色が紫色で高貴な色ですので、 古代中国では皇帝の許しがないと庭木として植えられなかったといいます。 このため、寵愛の象徴とされてきました。 また、花の蕾が筆先に似ているので「木筆」「木筆花」の別名があります。 筆[bi3]の字として使われ、また発音が類似する必[bi4]としても使われます。 木蓮と寿山石を描いた図は覚えがめでたいとして「必得其寿」と呼ばれます。