台北の旅も最後になりました。
5日目は早朝に空港に向かいますので、4日目は、実質的な最終日。
故宮博物院の中華民国100年記念の特別展、その名も「国寶総動員(こくほうそうどういん)」(すごいネーミングですねー。)
名前のとおりの素晴らしい展示でした。
故宮博物院の正面玄関。
あいにくの雨でしたが、中には人がいっぱい。
展示してあるものは写真に取れませんでしたが、去年見た常設の展示よりも見やすくてとても素晴らしかったです。
陶器、玉器、彫刻、書画などに分類されて、時代別に展示してあって、それぞれの歴史もわかりやすく展示してありました。
いつもこんな展示になってるといいのにな。
仕事に関わる焼き物を中心に見ていって、書画の展示で時間切れになってしまったのが本当に残念でした。
次回は、書画を中心に見たいと思っています。
やっぱり本物はすごかった。墨の痕に魅入られてしまう感じです。
ただ、人が多かった!
特別展だからなのか、いつもなのかわからないのですが、とにかく混んでいます。
東京のデパ地下みたい。
中国本土の団体の人達がどど~っといらっしゃるので、一人二人だと圧倒されます。
故宮博物院に初めて行かれる方、何年かぶりで行かれる方は、ご注意を。
人の多さにびっくりしますから。
展示室は撮影できませんが、エントランスホールがこんな感じです。
去年も故宮博物院はすごい人だと思いましたが、今年のほうが多かったかな。
100年記念の特別展だから仕方ないですけどね。
次回はもう少し空いているといいな。
日によるのかもしれませんが、平日午前中でこれですのでねー。
でも、今回は人の多さに辟易しながらも、展示物が素晴らしかったので大満足でした。
特に、清の時代の色絵を見ながら、
今手元にある老料柴窯の作品がこの故宮博物院にある作品の延長線上にあるんだなと感慨深かったです。
同じ手法で描かれているのを見つけたりすると、作品に対する理解も深まるような気がしました。
ガラスの中に展示されていて、触れないのが残念ですけどね。
午後も続々と訪れる人々を見ながら、故宮博物院をあとにしたのでした。
5日目は、4時起きで荷物を抱えて、桃園国際空港へ。
朝の6時頃だというのに、空港の中はまた大変な混雑でした。
平日だったのに、行きも帰りも桃園国際空港はとっても混んでたなぁ。
今日の画像は混雑を写したものばかりでつまらなかったですね。
お口直しに、美味しかった食事の画像で最後を締めくくります。