9月のワークショップ「故宮宝物の直系の作品を手にとって-本景徳鎮の粉彩」ですが、お飲みいただく中国茶、白茶についても少しご説明します。
中国茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶の6種類に製法によって大きく分類されています。
緑茶や紅茶は日本でも作られていますし、馴染みがあることと思います。
青茶はいわゆる烏龍茶、黒茶はプーアール茶です。
黄茶は今ではほとんど作られていない製法のお茶で、本来の製法で作られたお茶は大変珍しく高価です。
白茶は独特の製法のお茶で、主に福建省で作られています。
緑茶は釜炒りや蒸気による熱で茶葉の酵素を失わせる「殺青」をして作りますが、白茶は熱による「殺青」をしないで自然乾燥して作られます。
自然乾燥といっても簡単にできるものではなく、うまく出来ないと蒸れた香りや青臭さが鼻につくお茶になってしまいます。
美味しく香りの良い白茶は熟練の技によって作られる奥の深いものです。
9月はまだ残暑も厳しい時期ですので、
体の熱を冷ますといわれている白茶をいくつかお試しいただこうと思っています。
美白にも効果があるといわれていて、最近特に人気のあるお茶です。
今回ご用意したのは、お茶の専門店HOJOの「白毫銀針」と「古樹銀針」。
「白牡丹」もご用意しています。
特にオススメなのは「古樹銀針」。
このお茶はぜひ本景徳鎮の茶器で味わっていただきたいお茶です。
甘みと香りの広がりがより素晴らしくなります。
故宮の宝物の流れをくむ本景徳鎮の美しい粉彩を眺めながら、甘く香り高い白茶をゆっくりとお楽しみいただくワークショップです。
故宮宝物の直系の作品を手にとって-本景徳鎮の粉彩
参加費:お一人様 2,000円(税込)
日時:9月15日(月/祝)14:00~15:30 定員6名
9月28日(日)14:00~15:30 定員6名
場所:自由が丘サクラボロー2階
お問い合わせ、お申込みは下記のページからどうぞ。
http://www.ge-cha.com/contact/forms/index/1
お申込みの際には、ご希望の日とご参加の人数をお知らせください。