奇古堂の梨山烏龍茶04冬を小雅の小茶壺で

奇古堂の梨山烏龍茶'04冬を煎れてみました。
茶器は景徳鎮小雅窯の「乾隆花卉文小茶壺」を使いました。

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この茶器は小雅には珍しい小さなサイズの茶器です。

茶葉の量は、1.5g。このくらいです。

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1煎目、淡い薄緑色のきれいな水色。
そして、味わいもあくまで淡く、上品な甘みがあります。
心地よいほのかな甘く優しい香りがします。
お湯の量は、6分目くらいで煎れました。80ccくらいですね。
2煎目は、時間を長めに煎れてみました。
5分くらい置いてから、茶海に移しましたが、きれいな薄緑色の水色は変わりません。
渋みも苦みも全くなく、後味にふんわりと甘みが残ります。
3煎目も柔らかな甘さが楽しめ、ちょっとメンソール系のさっぱりした感じもあります。
4煎目10分くらい置いて飲みましたが、まだまだ甘くて美味しい。
5煎目でも、水色はきれいな薄い緑色で変わらず、
ただ、茶葉は完全に開いていてそろそろ味も薄めになってきました。

1.5gでゆっくりと楽しんで、400ccほど飲みました。
淡い味わいですが、口の中に甘さが残って心地よい。
新茶よりも深みがあって、好きな味わいです。