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中国では焼き物に描かれた絵付けに様々な願いが込められています。
それは、子孫繁栄であったり、不老長寿であったり、冨貴であったり。
景徳鎮の器によく描かれている「柘榴」の実。
「柘榴」は多数の実が豊穣を表し、多子多福の象徴です。
中国では、男子がたくさん生まれて、子孫繁栄を望む願いを柘榴に託します。
柘榴のみを描くこともありますが、桃、仏手柑(荔枝の場合もあります)と組み合わせて
「三果図」(「三多図」とも言います)という吉祥図案もあります。
「三果図」については、また後日。