食に詳しいお友達と六本木の「龍土軒」へ行って来ました。
明治34年からずっと続いているフランス料理のお店。
今のご主人は4代目だそうです。
マスコミにも一切出ないようにしているというご主人のお料理に対する真摯なお姿に感動したので、
今回は写真もとらないでしっかりとお料理を堪能しました。
お昼のコースは3000円で、スープか前菜のどちらか、メインはお魚かお肉のどちらかを選びます。
最後にデザートとコーヒー。
前菜の田舎風パテとカリフラワーのポタージュのどちらも魅力的だったので、
田舎風パテを追加でお願いして二人でシェアしました。
カリフラワーのポタージュが素晴らしかったです。
田舎風パテも濃厚で本格的って感じ。
ご親切に二人それぞれに分けて綺麗に出して頂きました。
メインもそうでしたが、派手ではないけれど、きちんと高級感のあるお皿の佇まいが素晴らしいです。
メインは、一人はお魚、一人はお肉で。
お魚は、スズキのムニエルにケッパーソース。
お肉はペッパーソースのステーキでした。
どのお料理も古き良きフランス料理という感じで、本物というのは変わらないものなんだなぁと感動しました。
お友達も30年くらい前に初めて食べた時の感動そのままだったと喜んでいました。
お食事の後に、ご主人が色々なお話をして下さって、それも素晴らしかったです。
かたくなに変わらないということも、変わる以上に努力と研さんが必要なんだなと思いました。
華やかなフランス料理もいいですが、原点のフランス料理を一度体験するのは大事かもと思います。
もちろん、とても美味しいのでぜひ一度伺ってみてくださいね。