稲妻にきらめく鱗を金彩で描いた龍の蓋碗

2014312155242.JPG青花(染付け)で龍を描き、その上に本金彩で稲妻にきらめく鱗を描いた

とても手の込んだ絵付けの龍の蓋碗です。

 

Honghai blue&goldの胎の材料は、

手掘りの景徳鎮本来の磁土を水車でついては水に晒すことを繰り返して精製した

昔ながらの方法で作られた大変手間のかかったものです。

その材料を腕の良いろくろ職人が丹精込めて形作り、

景徳鎮市高級美術工芸師の絵師が

呉須を絵の具にした本染付で龍の鱗の一枚一枚を丹念に描いています。

そして、ガス窯ですが薪窯にも負けないほどの素晴らしい焼き上がりに仕上げ、

見事な染付けを見えなくするほどのふんだんな24金の本金彩。

稲光を表した金彩で鱗のきらめきを表現することで、

龍も瑞雲もより活き活きと描かれ、

丹念な染付けが絵に深みを与えています。

芸術的な素晴らしい作品です。

 

お茶をクリアに味わうことのできる茶道具としての機能の高さはもちろんのこと、

お湯を入れた時の滑らかな肌合い、

蓋をした時、蓋碗を托にのせる時の澄んだ音など

五感で楽しむことのできる稀有な蓋碗です。

 

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