Honghai blue&goldー景徳鎮200年の眠りから覚めた最高級の舶来品

IMG_0731_R.JPG

Honghai blue&gold(鴻海[ホンハイ])は

景徳鎮でも唯一を誇る総手工による最高品質の伝統食器専門工房です。

世界的に主流の量産素材と工法を一切排し、

敢えて製造難易度の高い伝統素材と工法を使って

「食に優しい美食のための器」を富裕層に向け送り出してきました。

 

最高の景徳鎮とはデザインのみならず、

食の味わいに直結した器。

これは歴代皇帝が選んだ景徳鎮窯ならではの、

不文律が全盛期以降200年の眠りから覚めたものです。

「茶渋や油がこびりつかない。」

こんな簡単なことひとつをとっても衛生にも直結しています。

料理が冷めにくく、水の味を優しくまろやかにする

本来本物の磁器はスープやソース、お茶の味にも直結するのです。

 

原料が採掘され工房に入ると、

轆轤の形成から釉薬、

焼成など分業細分化された景徳鎮で

これらをトータルでこなせる職人二名と絵付師三名がかりで

一つの製品を丹念に時間をかけて生み出します。

ノルマはありません。

ただひたすら丁寧に作ることだけが求められます。

それだけに月にほんのわずかしか生産できません。

とても貴重なものなのです。

 

Honghai blue&goldの工場長、徐旺紅。

景徳鎮名門窯地主の家系です。

景徳鎮がすべて国営だったころの

美術品専門工場「芸術磁廠」の優秀な轆轤師でした。

 

絵付師のリーダーは周海英。

景徳鎮市高級美術工芸師です。

本来国の定める工芸美術大師(人間国宝)級の腕前でありながら

20代から高齢の師匠の大師の代筆を務めてきたため

個人作家としてのスタートは遅れましたが

無名の職人として四半世紀培ってきた経験と腕前はその作品が物語ります。

 

中国や中東の皇帝やスルタン垂涎の貴重な景徳鎮が

二百年の眠りから覚め今舶来します。

 

※Honghai blue&goldは日本向けの鴻海の通称です。

 Honghai blue&goldは景徳鎮、北京で現地人として20年無償援助で活躍してきた

  小雅外事部長でもある磁器プロデューサー藤原穣卿氏の改革により

  高級化が進められているものです。

  藤原氏の取り持つ縁で景徳鎮最高実力工房、

  小雅窯(景徳鎮阮氏陶磁文化有限公司)とは弟分の関係になります。

  技術や情報の相互の供与関係にあります。

  両工房ともに現代景徳鎮が世界に誇る最高の磁器を送り出すものです。

 

Honghai blue&goldの作品はこちらでご紹介しています。