全手工の杯は、サイズが小さければ小さいほど、ろくろがむずかしくなります。
指がやっと入るくらいの小さな杯を高速で回るろくろで形作ります。
しかも本景徳鎮の素材はとても硬く、あつかいづらい。
そのうえ、かんなで薄くけずる作業もあります。
へたをすると杯がはじけとんでしまうので、高度な技術の必要な作業です。
高度な技術を持つ技術者が細心の注意を払ってやっと出来上がるのです。
市場でよく見かける小さなサイズの工夫杯はすべて流し込みか型抜きで形作ったものです。
小さなものほど本物の素材を使い、手のかかる昔ながらの高度な技術で作られたものは探せないのです。
景徳鎮でも小さなサイズの杯をろくろ引きで作るメーカーはほとんどなく、市場でろくろで作った小さな工夫杯を探してもまず見つかることはありません。
ホンハイでも、今回入荷している小さな工夫杯は今後は作る予定はありません。
今入荷している小さな杯は、在庫がある限りで絶版になります。
本物の茶器をお探しの方は、今のうちにお求めになることをおススメします。
後で探してもおそらく二度と手に入らないでしょう。
ホンハイの工夫杯の一部は、宣伝のための特別価格でヤフオクに出品中です。
ツイッターでお知らせしておりますので、ぜひご覧ください。