裏方担当のTです。
一昨日、そして本日、Honghai blue&goldの新作が届いたわけですが、これに伴い、店長の貞重さんは「金磨き」で大忙しとなっております。
で、この「金磨き」というのが何かと申しますと……。
金彩というのは磁器に金をのせて焼いたままだと、鈍い黄土色のような色合いとなり、まったく輝きません。
これを「金磨きの砂」という絵付けの専門店で売っているもので磨いていくことで、金が輝きを放つようになるのです。
「金磨き」の作業は、磨き残しがないように、ひとつひとつ細かく指で磨いていくため、もっともシンプルな磁器でも数十分、難しいものだと2~3時間かかります。
そのため、今回のような新入荷直後となりますと、店長の貞重さんはひたすら金を磨き続ける作業を数日間にわたって行うことになるのです。
指も痛くなるし指紋もなくなる、なかなかに大変な作業ですが、みなさまに光り輝く美しい作品をお届けするために、鋭意奮闘中でありますので、WEBショップやブログでのご紹介まで、今しばらくお待ちいただければと存じます。
……というこの文章をまさにいま、貞重さんが金磨きをしているのと同じ部屋で、ノートパソコンにて書いているわけですが……うーん、根気のいりそうな作業です。
身内がいうのもなんですが……ガンバレ貞重さん!