昨年末からご紹介している本景徳鎮の倣古作品の牡丹図茶杯。
今日はお茶を煎れてみました。
大きめの杯なので、蓋碗のように上質な四川省の明前の緑茶の葉をほんのひとつまみ入れてお湯を注いでみます。
玉に憧れた本景徳鎮の胎は透明度が高く、お茶の葉まで透けて見えます。
華やかでおめでたい牡丹の絵付けが茶湯の向こうに透けて見えるのも美しい。
これだけ透けているので心許なく感じられるかもしれませんが、重心が低く手に取るとしっかりとした重みが心地よい杯です。
美しいだけでなく、本景徳鎮の胎はお茶の味わいが柔らかくなめらかです。
今景徳鎮を席巻している台湾土との違いはお茶やお酒を飲んでいただければはっきりとおわかりいただけることでしょう。
丈夫さにおいても、本景徳鎮の胎は粘りがあって台湾土とは比べものになりません。
本物を持つことで見えてくることが多くあることを感じています。
2020年1月15日までの期間限定販売でご紹介しています。
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