十二花神杯-4月牡丹

十二花神杯、4月牡丹をご紹介します。

1月水仙のブログでも書きましたが、私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。

 

牡丹は中国を代表する花。

「花王」と言われ、冨貴の象徴です。

花王の誕生日が2月21日という言い伝えがあって、「四季花神」というお祭りがあるそうです。

商売に成功して冨貴になれるようにと願うお祭りです。

また、宋代の張敏叔(ちょうびんしゅく)が花を様々な貴賓に例えた「花十二客」の中では、牡丹は「賞客」とされています。

現代中国の十大名花の一つでもあります。

 

4月牡丹の杯、青花(染付)からご覧ください。

(色絵、青花(染付)とも非売品です。)

【画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます】

2011_08260048_R.JPG裏の詩は「暁艶遠分金掌露 暮香深惹玉堂風」。

琮の「牡丹」という詩の一部です。

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色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯のもの。

裏には詩は書いてありません。

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