十二花神杯、 6月荷花(蓮花/ハス)をご紹介します。
1月水仙のブログで書いたように、私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。
蓮は中国を代表する花のひとつ。
気品、高尚、清廉潔癖を象徴しているとされ、花の君子とも言われます。
また、種子をたくさんつけることから、多子多福の象徴として親しまれてきた花です。
鴛鴦(オシドリ)と一緒に描かれて「荷花鴛鴦」という夫婦和睦を意味する吉祥図になっています。
まずは、青花(染付)からご覧ください。
(色絵、青花(染付)とも非売品です。)
【画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます】
全唐詩、李群玉の「蓮葉」という詩の一部です。
色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯の杯です。
細かいところは違いますが、青花の杯と基本同じデザイン。
裏には詩は書いてありません。
涼やかなデザインの絵付けです。