十二花神杯-6月荷花(ハス)

十二花神杯、 6月荷花(蓮花/ハス)をご紹介します。

1月水仙のブログで書いたように、私がご紹介する順番と違う順番の十二花神杯もあります。

 

蓮は中国を代表する花のひとつ。

気品、高尚、清廉潔癖を象徴しているとされ、花の君子とも言われます。

また、種子をたくさんつけることから、多子多福の象徴として親しまれてきた花です。

鴛鴦(オシドリ)と一緒に描かれて「荷花鴛鴦」という夫婦和睦を意味する吉祥図になっています。

 

まずは、青花(染付)からご覧ください。

(色絵、青花(染付)とも非売品です。)

【画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます】

2011_08260032_R.JPG裏の詩は、「根是泥中玉 心承露下珠」。

全唐詩、李群玉の「蓮葉」という詩の一部です。

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色絵の杯の画像です。色絵の杯は、老料柴窯の杯です。

細かいところは違いますが、青花の杯と基本同じデザイン。

裏には詩は書いてありません。

涼やかなデザインの絵付けです。

 

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