9月29日のワークショップ

10月15日(火)自由が丘サクラボローで、迎茶でご紹介している老料柴窯の茶杯やホンハイのカップ&ソーサーを実際に使っていただくワークショップを開催します。ご興味のある方はぜひご参加ください。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

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昨日、自由が丘サクラボローさんで本景徳鎮の茶器を体験していただくワークショップを開催しました。

スペースをお借りしてワークショップという形で飲み比べをしていただくのは、

私も初めてで少し緊張していましたが、ご参加いただいた方々のおかげで、

とても楽しく、興味深いワークショップにすることができました。

ご参加くださった方々に、深く感謝いたします。

 

下の画像は、準備をしてお持ちした茶杯を並べたところ。

お天気も良くて、サクラボローさんの二階はガラス張りの明るいスペースで、

気持ちよく皆様をお待ちしていました。

IMG_7245_R.JPGまずは、皆様にお持ちいただいたご自分の茶杯で、景徳鎮の緑茶を

ひとつは台湾のガラスのティーサーバーで煎れたもの、

ひとつは景徳鎮の全手工の磁器ポットで煎れたものを飲み比べていただきました。

皆様、「あれ、味がちがいますね」と口々に感想をいってくださいました。

そのあと、お好きな茶杯をお選びいただいて、もう一度飲んでいただきます。

最初は、ちょっと半信半疑に思っていらっしゃる感じでしたが、

皆様、それぞれに選んだ景徳鎮の茶器で一口飲んだときに、

「違うんですね!」と感想をいっていただき、

それ以降は、お持ちした茶杯をすべて次々に飲み比べてくださって、

楽しんでいただきました。

 

緑茶の次には、台湾の梨山烏龍茶を。

緑茶に比べると味わいの違いは少しわかりにくいかと思ったのですが、

皆様、違いがわかっていただけたご様子で

茶杯を取り替えながらお飲みくださいました。

特に、釉裏紅の杯のとろっとした口当たりに驚いてくださって、

何度も繰り返しお飲みいただいたのが印象的でした。

 

最後に、鳳凰単叢をお飲みいただきました。

そのときに、私がお持ちした景徳鎮以外のちょっと残念なお味になってしまう茶杯も

試していただき、「見た目は同じように見えるのに、確かに残念なお味ですねー」と納得のコメントを。

途中、鳳凰単叢をちょっと蒸らしすぎてしまって濃く出してしまったのですが、

ホンハイのデミタスカップや老料薪窯の杯は渋みをほとんど感じないと感心していただきました。

本景徳鎮以外の杯で飲むと、強い渋みを感じるのに不思議だとおっしゃっていました。

磁器の茶器は、見た目はほとんど同じように見えますし、

それぞれに味が違うなんて思ってもみなかったとおっしゃる方がほとんどなのですが、

実際に飲み比べていただくと、はっきりとわかるほど味も違うとわかっていただけますし、

味の違いは微妙でわかりづらくても、使ったときのさわり心地、使い勝手の違いは、

はっきりとお分かりいただけると思います。

 

ホンハイのデミタスカップ、ティーカップのフォルムと使ったときの気持ちよさも、

「手にとってみると本当にバランスがいいですね」と感心してくださっていました。

 

中秋節に中華街で買ってきた月餅とパイナップルケーキをお茶受けに。

楽しく歓談しながら、本景徳鎮の茶杯を体験するワークショップは終了しました。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

今回のワークショップと同じ内容で、10月15日(火)14時からもう一度ワークショップを開催いたします。

ご興味のある方は、ぜひご参加くださいね。

詳しい内容は、こちらのブログをご覧ください。

 

お問い合わせは、こちらをクリックしてお気軽にどうぞ。

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