奇古堂茶葉の棚卸し

裏方担当のTです。

 

先日、こちらの記事にて私が梱包に四苦八苦している様をお伝えいたしましたが、

結局その後、梱包のほとんどは店長の貞重さんが担当し、私は別の仕事をすることとなりました。

 

まぁ、よくいえば適材適所、悪く言えば……

「時間にも人でにも限りがある状況なので苦手な人に任せるより得意な人がやったほうが早い」

という、しごくもっともな理由でございます。ああ、無念なり無念なり!

とはいえ、ものによっては数十万円する貴重な品をおっかなびっくりでいじくって

エラいことになるよりはずっとマシですし、全体の作業もはかどります。

苦手なことがあるというのは嬉しいことではありませんが、仕方ありませんね。

 

で、梱包の代わりに私が担当しましたのが、商品の在庫確認、いわゆる棚卸し作業で、

今回は、奇古堂さんの茶葉の棚卸しを行いました。

 

奇古堂さんというのは、当サイトのこちらのページでもおおまかに解説しておりますが、

台北の名店で、以前は奥沢からも近い洗足にも自宅兼教室が開かれていたそうです。

そして、迎茶と奇古堂さんとのお付き合いは、約十年にもなるとのことです。

 

扱っておられる茶葉の種類のほとんどが台湾の烏龍茶で、特に力をいれておられるのが凍頂烏龍茶だそうです。

実際、棚卸しをしてみましたところ、それぞれのお茶は「銘柄」「年」「季節」で分けられているのですが

凍頂烏龍茶に関しては「産地(村)」ごとにも分けられていて、そのこだわりを実感しました。

 

……なんせ、凍頂烏龍茶だけで16種類もありましたから。驚きです。

 

そんなこんなで、初見の茶葉やらおなじみの茶葉やらを帳面に記載していった結果、

つい先程、無事ネットショップの方にも反映され、茶葉の在庫は最新の状態となりました。

ただし、年代の古い茶葉につきましては、追って後日ネットショップにアップしていくとのことです。

前回の記事で、歳月を経ることでお茶の味が変わることがあると書きましたが、

奇古堂さんのお茶はまさに「歳月を経てむしろおいしくなるお茶」なのだそうです。不思議ですね。

 

 

それでは、今回はこれにて失礼します。

撤収作業も大詰めです!