日本では、地味な絵と思われるためか、
なかなか注目されない「山水図」。
中国本土では、山水図専門の工房があるほど人気の絵柄です。
この浅絳彩の茶壷に描かれている山水図は、
特に美しく、静謐として文人好みの絵付けです。
中国の人々が山水の絵を特に好むのは、
そこに永遠の理想郷が描かれているからです。
静かな湖畔、仙境にまで続く山々、
永遠の憧れの世界が広がります。
そんな理想郷を眺めながら、
静かにお茶を飲み交わす。
掛軸や、絵画と同じように、愉しむ芸術がここにあります。
この浅絳彩の茶壷は全手工で、とくに絵付けの素晴らしい作品。
ネットショップでご紹介しています。