新作到着にともない絶賛研磨中……の「金磨き」について 裏方担当のTです。 一昨日、そして本日、Honghai blue&goldの新作が届いたわけですが、これに伴い、店長の貞重さんは「金磨き」で大忙しとなっております。 で、この「金磨き」というのが何かと申しますと……続きを読む
金磨きで作品をより魅力的に 本日は、一日作品たちの金磨きをしていました。 新しい金磨きの方法を熟練できるようにするために、今ある色絵作品の金彩も磨き直しています。 色絵の金彩の新しい磨き方は、とても手間がかかるので時間がかかるのですが、時間をかけた…続きを読む
清の粉彩の画法を引き継ぐ直系の職人たち 前回、清の官窯の粉彩を見て、もうひとつ感動することがあると書きました。 それは、今作られている本景徳鎮の作品たちに清代の技術が受け継がれていることです。 上の画像は、Honghai blue&goldの新作カップ…続きを読む
迎茶の景徳鎮磁器は最高の指揮者によるオーケストラ 迎茶で扱っている景徳鎮磁器について、細かい材質などの違いを知りたいとご質問を受けることがあります。 結論から言いますと、作品ごとの細かい違いにお答えすることは出来ません。 それぞれの作品が全て違います。材質も、焼き上がり…続きを読む
山水図は永遠の憧憬 日本では、地味な絵と思われるためか、 なかなか注目されない「山水図」。 中国本土では、山水図専門の工房があるほど人気の絵柄です。 この浅絳彩の茶壷に描かれている山水図は、 特に美しく、静謐として文人好みの絵付けです。 中…続きを読む
「本染付け」秘伝の絵の具 ホンハイ工房の茶器の絵付けに使われている本染付けの絵の具は、 絵の具を売るお店などでは売られていない特別なものです。 代々受け継がれた秘伝の絵の具。 最近の染付け絵付けを施した磁器には 本染付けの絵付けはほ…続きを読む
老料は清の時代を継ぐ絵の具 迎茶の商品の説明でよく登場する「老料」の絵の具。 他ではあまりご覧になったことのない言葉かもしれません。 老料とは、天然の鉱石を使って 清の時代の製法で作られた粉彩の絵の具のことで、 ごく限られた工房で使われているもので…続きを読む
とても希少な本景徳鎮の蓋碗 以前にも何度かご説明ましたが、 本景徳鎮全手工(総手作り)の蓋碗は、 どうしてそんなに希少なのでしょうか。 蓋碗そのものは、中国茶器を扱っているお店でたくさん売っています。 たくさんあるのは、型抜きで形成した蓋碗です。 …続きを読む
色絵と青花、組み合わせる愉しみ 器は、セットでそろえて使いたいとお考えの方も多いかと思います。 また、白い器でシンプルなものが一番とお考えの方もいらっしゃるでしょう。 でも、ちょっと柔軟に考えて、いろいろと組み合わせてみませんか。 色絵の…続きを読む
チャイナペインティングを習い始めました 先日からチャイナペインティングを習い始めました。 正直に申しますと、始める前はここまで難しいとは思っていませんでした。 まずは、粉状の絵の具を木の樹脂で溶くところから始まります。 この溶き加減がまず難しい。 ちょうど良い…続きを読む